- 証し - 私は神様に導かれた
- Testimony - My God led me here!

神様の愛

2024年1月14日(日)
Gさん(女性)の証し

私はルーマニアのヤシという町で生まれ育ちました。 ルーマニアは古来からキリスト教の国でしたが、 近代に入り共産主義の国となったため、 そのころは信仰というものは尊重されませんでした。 しかし、1989年に共産主義が崩壊し、 ルーマニアは再びキリスト教が盛んな国になりました。

私はイエスキリストや聖書のことは少し知っていましたが、 キリストとは関係のない生活を送っていました。私は日本が好きで、 行ってみたいと思っていたので、日本に来て生活し、結婚もしました。

そして男の子が生まれ、夫婦と息子の3人で暮らしていましたが、 夫は家に帰らなくなり、一週間に1度帰るだけで、生活や家賃のために、 一切お金を入れず、家賃は何か月分も滞納するようになっていきました。 そのとき私は託児所に息子を預け、一人で頑張って働き、 家賃も託児所のお金も自分で払い苦しい生活をしていました。 夫がたまに家に帰ると、私は夫にお金を入れるように言いましたが、 いつもけんかになってしまいました。それどころか、 夫は暴力で私を苦しめ、私はいつもクローゼットに隠れたり、 寝たふりをしておびえるようになってしまいました。

私はこのとき必死で神様に祈りました。 私は聖書の神様を知っていましたので、 一生懸命祈りましたが何も変わりませんでした。 祈りは全く聞かれていないようでした。だから私は思いました。 「私の神様は寝ている。私の祈りがまったく聞こえていない。」

ある日、夫が1週間ぶりに帰ってきたので、お金を入れるようにお願いしましたが、 夫は「うるさい、一人にしてくれ」と言ったので、私はもう耐えられず、 「では一人にしてあげます。離婚してください。」と言いました。夫と離婚するため、 「離婚すれば生活支援金がもらえるかもしれないから、それで滞納している家賃を払って、 それからよりを戻せばよいでしょう」などとうまく言って離婚することができました。 離婚したらすぐに引っ越しをして、夫とは完全に縁を切りました。

引っ越しをしたとき、そこで別のパキスタンの人と再婚しました。 その人はイスラム教でした。私はイスラム教のことをまったく知りませんでしたが、 もしきちんとしたものなら、私は新しい夫の信仰をサポートしようと思いました。 ところが、夫も他のイスラム教の信者たちも、まったく誠実ではなく、 悪いことばかりして、まったく信用できませんでした。 それで私はイスラム教には入りませんでした。

そこに創価学会の知り合いがいて、その人から 「創価学会ならきっと幸せになれるよ」といわれたので、 私はとりあえず、創価学会がどんな会なのか知ろうとして、 その集まりに行ってみました。そしたら、 入会のための文書にサインするように言われたのでサインしました。 するとお題目のようなものを毎日唱えなければならないと言われました。 それで私はそのお題目を毎日唱えるようになりました。

そのころから私の心の中に、不思議な思いが沸き起こってきました。 それは、私が私の神様を裏切って別の神様に心替わりしている、 という「信仰の姦淫」でした。でも私は思いました。 「私の神様は寝ている。私がどんなに祈っても何も答えてくれなかった。 だから私がどの神様を信じたって、どうせ私のことなんか見ていないでしょ。」 と自分に言い聞かせました。

ところが、その時、Facebookを見ていたら、 聖書の言葉が目に留まりました。



「あなたは私のほかに、ほかの神々があってはならない。 ・・・私はねたむ神・・・」
(申命記5:7-10)



というものでした。 それはまさに私のことを言っているようでした。

さらに思いました。 「いったいなぜ、神様は私をねたむの?」という疑問を持ち、 ついに私の神様が私のことを愛しているからだと気づきました。 その時、私はたくさんの涙を流して心から神様に謝りました。 神様が私を愛していることを知らずに、他の神々を拝んでしまったことを心から悔い改め、 再びまことの神様のところに帰ることができました。

私は神様だけを信じていきたいと思いましたが、 私には神様のことを教えてくれる友人も知人もいませんでした。 ちょうどそのとき、また別の場所に引っ越しをしました。 すると隣の人がエホバの証人を信じている人でしたので、私は彼女に言いました。 「あなたは聖書を勉強しているのですね。私に聖書や神様のことを教えてください。」 するとその人は喜んで私を勉強会に連れて行ってくれました。 しかし、何日か聖書を学んでいるとき、三位一体の神様を否定し、 エホバという神だけが神と言われました。

(注:三位一体(さんみいったい・Trinity)とは、 父なる神、子なる神(イエス・キリスト)、聖霊なる神、の三者が、それぞれ神であり、 一つであり、3つの位格である、というキリスト教の基本的教義。 聖書に三位一体という言葉はないが、聖書の御言葉によって証明されている。)

私は子供のころから三位一体の神様を信じていましたので、 三位一体ではないというエホバの証人の教えをどうしても受け入れることができませんでした。 しかし、とりあえず、その部分はスキップして、私は学びを続けました。 ところが、今度は、「イエスは神ではない」と言われました。 これでもう私は続けられなくなり、「この人たちは全然違う人たちなのだ。 まことの神様を信じていない、別の人たちなのだ。」と分かりました。 そこで、わたしはきっぱりとエホバの証人の学びをやめました。 隣の家の人は、私が急に心変わりしたので不審に思い、 私を怖がったと思います。

それから私は春日部に引っ越してきました。 春日部には普通のキリスト教会があったので通うようになりました。 聖書の神様のことを深く知るにつれ、洗礼の必要性を感じるようになりました。 「今まで私はいろいろな宗教に入信してきたので、 本当の神様、聖書の神様にしっかりと結び合わされたい、 そのためには洗礼を受けなければならない、 洗礼を受けないで神様を信じていくのは、 まるで夫婦が結婚しないで、単に同棲しているだけのようなもので、 正しい関係ではない。」ということに気づきました。 ところが、私の通っていた教会は、私を信用せず、 洗礼を許可してくれませんでした。

ちょうどその時、ルーマニア人で同じ信仰の友人から、 私の知っているルーマニア宣教師の川井宣教師が 日本に来ているということを 聞きましたので、 連絡を取ってもらい、川井宣教師とお会いし、すべてを話しました。 そして、これまで様々な宗教に入信してきたが、 聖書の神様が本当の私の神様であることを知ったという、 私の信仰の経緯を話したところ、洗礼を受けることに賛成してくださいました。 神奈川県の湘南セントラルチャーチが川井宣教師の 支援事務局となっていたこともあり、 その教会で川井先生から洗礼を授けていただきました。 ちょうどその時、湘南セントラルチャーチがなんと 春日部に住む姉妹のお店で 開拓伝道を始めていた時で、私もそこに参加するようになりました。

そして現在、湘南セントラルチャーチのブランチ教会である 春日部グレイスチャーチにて毎週礼拝を守り、祈り会に参加し、 兄弟姉妹たちと共に信仰の道を歩んでいることを心から感謝しています。

本当に主は生きて おられます。 あなたを愛しておられ
あなたの帰りを待って おられます💛